咳嗽

1.原因と病態
●持続する期間によって原因、治療が異なる
・3週間以内の急性咳嗽:急性上気道炎(いわゆるカゼ)、感染性(マイコプラズマなど)、感染後咳嗽(感染後に咳が残る)の場合が多い。
・3~8週間続く遷延性咳嗽:感染後咳嗽がもっとも多い。
・8週間以上続く慢性咳嗽:咳喘息、副鼻腔気管支症候群、胃食道逆流症など。
 咳喘息は慢性咳嗽の原因として最も多い。慢性咳嗽の原因の約30%~50%
 高齢の方の慢性咳嗽の原因は、咳喘息、副鼻腔気管支症候群が最も多い。
※但し、肺炎、肺結核、肺がんなどの疾患によることもある。特に、肺結核は年々新規登録者が増えている。


2.診断
 呼吸機能検査、採血、胸部レントゲン検査、CT検査などを必要に応じて行う。気管支鏡検査が必要になる場合もある。


3.治療
●原因により異なる
 感染性、感染後咳嗽:抗菌薬、鎮咳薬など
 咳喘息:気管支拡張薬や抗アレルギー薬、また吸入ステロイド薬などを用いる。先に気管支拡張薬などを処方して、効果を判定する診断的治療という方法がとられることもよくある。
 副鼻腔気管支症候群:慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の治療をすることで咳嗽が改善する。
 その他、胃食道逆流症に対する治療など。

慢性副鼻腔炎による咳嗽の方のCT

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