麻酔科のご紹介

 手術の際、患者さんの痛みをとるために必ず麻酔を実施します。局所麻酔による皮膚表面の麻酔のみの場合は、担当外科医が麻酔を行いますが、「全身麻酔が必要な場合、局所麻酔であっても患者さんの全身状態を専門的に監視した方が良いと判断した場合」は、専門医が周術期全身管理と呼ばれる麻酔科管理を行います。手術を受けられる患者さんの不安を少しでも軽減し、最高の手術結果が得られるよう質の高い安全な麻酔を提供することを使命としています。
 また、痛みや血行障害がある場合必要に応じて、神経ブロックを行い痛みの軽減に努めております。がんによる痛みに対しては薬物療法を中心に治療しております。漢方薬を使用が必要な患者さんには、漢方薬処方しできるだけ痛みの軽減を努めています。
*注). 手術による痛みを除去したり、手術による身体や精神のストレスを軽減したりするだけでなく、手術前・手術中・手術後にかけて、患者さんの状態を監視し、適切な処置を施すことで常に安全な状態に保つこと。
麻酔科 診療スタッフ

 部 長 小園 祐紀 こぞの ゆうき (2020/5入職)
出 身 校  
専門分野  手術麻酔
資  格  日本麻酔学会専門医・指導医
コメント  安全な麻酔を心掛けています。

 医 師 濱田 絢華 はまだ あやか 
出 身 校  東京女子医科大学
専門分野  麻酔科
資  格  日本麻酔学会専門医
コメント  安全な麻酔を心掛けています。

 医 師 佐藤 篤 さとう あつし
出 身 校  昭和大学
専門分野  麻酔科
資  格  -
コメント  安全な麻酔を心掛けています。


診療内容(手術前)

麻酔と手術を可能な限り安全に行うために、当院では“日本麻酔科学会から刊行されている「麻酔のしおり」(50円)を無料で配布”して、少しでも麻酔について理解してもらい、手術前に不安のお気持ちをならない様に努めております。また、麻酔科医は“患者さんがどのような病歴を持ち、術前に最良のコンディションにあるかどうか”を、カルテ、術前検査(血液検査、胸部X線写真、心電図など)などを通して確認します。
 このような術前の医学的評価に基づき、麻酔科医は、手術する部位や患者さんの状態に最適な麻酔方法を決定します。麻酔方法の決定には、患者さんや外科医の希望も考慮しますが、患者さんの安全が第一に優先されます。したがって、麻酔による危険性が、手術によって得られるだろう利益を上回ると判断された場合、麻酔科医は手術の中止・延期を外科医に申し入れることもあります。
 当院では、患者さんやご家族に麻酔のことをご理解頂いた上で、手術同意書と同じように「麻酔同意書」を患者さん本人(未成年者や意識障害のある方の場合はご家族などの代理人)から、手術前に記載頂いています。

診療内容(手術中)

 どんなに長時間の手術であろうと、手術中、麻酔科医が患者さんのそばから離れることはありません。麻酔科医は手術の進行状況に応じて、適切な量の麻酔薬を投与し、患者さんが手術中に痛みやストレスを感じないように管理しています。
 それだけでなく、さまざまなモニターを用いながら、患者さんの全身状態を常に厳重に監視し、患者さんの生命機能をできる限り正常に維持するための治療や処置(人工呼吸、血圧や心拍数のコントロール、輸液や輸血、体温保持等)を行っています。

診療内容(手術後)

 手術が終了すると、大部分の患者さんは「手術室内で麻酔から十分に覚醒しているかどうか」を確認します。ここでも手術中と同様のモニターを用い、術直後の合併症(手術部位からの出血、術後の痛み、ふるえなど)の有無を、厳重に監視します。
 手術終了後手術室の滞在時間は、約30分から1時間程度です。麻酔に関する合併症が、病棟に帰室してから明らかになる場合があります。麻酔科医が術後回診を行った際には、手術中の麻酔に関して何かご不明な点、お困りの点があれば、遠慮なくお知らせください。