睡眠時無呼吸外来(すいみんじむこきゅうがいらい)  - Sleep Apnea syndrome -
診療科・部門紹介 
   
2022/07/28  更新 

 ■概要
  • 当院睡眠時無呼吸(SAS)外来は完全予約制のため、“当日の予約”はできません。
  • 予めお電話にてご予約の上、ご来院いただきますようお願い致します。
    03-3685-2166(SAS外来の予約とお伝え下さい)
 
 当院では、睡眠時無呼吸症候群に関する専門外来(SAS外来)を開設しております。今までいびきや、夜間に呼吸が止まっているなどと言われ、気になったことがある方はお気軽にご相談ください。
  • 日中に眠くなる
  • 睡眠時間はしっかり取っているのに、あまり眠った気がしない
  • いびきをかく!
  • 寝ても疲れが取れない
  • ご家族より睡眠中の無呼吸状態を指摘された
などの症状が出ている方、一度詳しく検査をしてみませんか?


※無症状なのに重症のSAS患者さんも、少なからず見受けられます。

 この病気は働き盛りの方にもよく見られます。高血圧・糖尿病等の生活習慣病に、深く関与していることがしばしばあります。若いからといって安心はできません。また運転をされる方は、「日中の眠気や集中力低下による事故」の原因となることもあります。上記症状に心当たりがある場合は、SAS外来を受診の上、早めの検査をお勧めします。
 ■睡眠時無呼吸症候群の症状と合併症について
「睡眠時無呼吸症候群」とは、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
無呼吸自体で即窒息死を起こすことはありません。むしろ睡眠中の低酸素状態が関与する、高血圧症や心疾患などの生活習慣病を引き起こしたり、睡眠の質の低下により、労働災害や交通事故を起こしたりすることが問題視されている病気です。睡眠時無呼吸症候群の方は、健康な方と比較して…
  • 高血圧を発症する可能性は2
  • 狭心症・心筋梗塞は3
  • 脳血管障害は4
  • 糖尿病は1.5
という報告があり、高脂血症・高尿酸血症の合併も多いことが判明しています。


※米国のデータでは、「睡眠1時間あたり20回以上無呼吸が記録された患者さん」は、無治療のまま放置すると、9年後には40%の方が心臓病・脳血管障害・交通事故などで亡くなっていたという衝撃的な報告もあります。
 ■検査について
  • 最初に、SASがあるのかどうかのスクリーニングとして、ご自宅で「SASの簡易検査」を行っていただきます。
  • 簡易検査で、治療をふまえてさらに精密な検査が必要とされた場合には、1泊の検査入院が必要です。睡眠に関する様々なことを測定する「終夜睡眠ポリグラフィー」という検査です。睡眠状態を見るために脳波・筋電図・眼球運動図など、睡眠中の呼吸の状態をみるために鼻の気流とお腹と胸の動き、血液中の酸素の濃度などを同時に記録します。
  • 測定には体にセンサー(下図参照)を取り付けますので、少々わずらわしく感じるかもしれませんが、痛みを伴う検査ではありませんのでご安心ください。 

入院・検査の流れ

外来・入院 18-19時 夕食を済まして来院、入院

・入院手続き後、検査の説明、バイタルチェックなどの後、各種センサーを取り付けます。
検査準備
検査 19-20時 検査の準備、検査開始

・就寝中に検査が行われます。起床したら、センサーを取り外して検査終了➡退院となります。
検査終了
退院 翌6時-7:30頃 検査終了、退院

・後日、医師が検査結果をお伝えします。
外来
  
 ■治療について
  • 検査後「睡眠時無呼吸症候群」と診断された場合は、患者さんにあった治療法を選択いたします。と同時に、ご自身で生活習慣の見直しも行うようにしましょう。
  • 肥満ぎみの方は(有酸素)運動を、アルコールを嗜む方は就寝前の飲酒は控えるようにしましょう。
  • 睡眠薬などを服用している方は、主治医にご相談ください。(薬の中にはかえって無呼吸を悪化させるものがあります)